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火葬式とは

火葬式とは、通夜や葬儀といった宗教的儀式を執り行わずに、火葬だけをする葬儀スタイルのことです。

火葬式は直葬（ちょくそう・じきそう）などとも呼ばれております。

葬儀系出版社の鎌倉新書が2014年11月に調査した結果では、全体の葬儀に対しての直葬の割合は16％。
関東地方に限っては22％にも及ぶそうです。

現在でこそ6人に１人の割合ですが、この流れは増加傾向にあると言われています。

火葬式を選ばれる方々

火葬式は、以下のような方に選ばれています。

●費用を安く抑えたい
●故人様やご遺族が無宗教なため、宗教儀礼を必要としない
●故人様の死亡時の状態が悪く、早急に火葬をする必要がある
●遠方で葬儀をするために、事前に死亡地で火葬して遺骨にしておく

火葬式では、故人様の死亡後、納棺をした上で火葬場などの保棺施設で一時的に預かっていただきます。

もちろん、ご遺族の心情で「故人様を自宅に連れて帰りたい」と希望されるのであれば、ご自宅へのご安置も可能です。何なりとお申し付けください。

火葬場への予約は私たちがいたしますので、希望の日時をお申し付けください。

当日は所定の時間に火葬場に集合します。

火葬炉の前では、棺のふたを開けて最期のお別れをすることができます。

故人様のお顔に触れ、お顔の周りにお花を納めてあげ、副葬品を納めてあげることもできます。

火葬炉前でご寺院様に読経をいただくこともでき、参列の方々にもお焼香をしていただけます。

ただし火葬場は公共施設のため、時間は１０分程度と制約があります。

ご寺院様とのお付き合がないけれど読経をしてほしいとご希望の方はご相談下さい。
信頼のおけるご寺院様をご紹介させていただきます。

簡素なお別れの仕方ではあるかもしれませんが、さまざまな事情で火葬式を選ばれている方が増えています。