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「葬儀とお墓の新常識」を出版いたしました

「葬儀の醍醐」1級葬祭ディレクターの醍醐武明です。

このたび、「葬儀とお墓の新常識」(徳間書店)を出版いたしました。

 

葬儀の醍醐 著書daigo1

 

最近の日本では、葬式やお墓に対する考え方に、大きな変化が起きています。

 

そこには、死者の魂が風になって自然界に遍在することを歌った「千の風になって」という歌が大ヒットするなど、お墓の存在や、死者の祀まつり方に対する見直しの風潮も大きくかかわっています。

 

地域社会での付き合いや家族関係のあり方も大きく変わりました。

 

複雑で大掛かりなイベントから、できるだけ安価で簡単なイベントへ、固定した形から個性的なさまざまなスタイルへ、そして一族・親戚がらみの人間関係から家族・個人単位へという、葬儀の「簡略化」「多様化」「個人化」の3大変化の時代に入っています。 

 

公の調査でも、すでに10年前に68%の葬儀場で会葬者が減少し、増えた葬儀場の2%をはるかに上回っていました。
そしてその傾向はさらに進み、葬儀の規模も2014年のデータは、親しい親族のみで行う小規模の「家族葬」が62%を占め、宗教別でも無宗教が18%と増えています。

 

この変化は、当事者がそれを望むだけでなく、社会全体がそれを受け入れる時代になったということでしょう。

 

ということは、今どきの葬儀やお墓には、かつてのような大仰な構えや高額な出費は、必ずしも必要でなくなってきたということです。 

 

ただ、こうした最近の葬儀についての満足度は、東京都生活文化局のアンケートでも、何らかの不満が72%を占め、「何も不満なし」はわずか16%に留まっています。 

 

これは取りも直さず、「簡略化」「多様化」「個人化」といった変化が、まだ板についていない戸惑いがあるからでしょう。

 

そこで本書では、「簡略化」「多様化」「個人化」という時代の流れを取り入れながら、参列者にも満足のいくような葬儀とお墓の知恵を総ざらいしてみました。

 

もちろん、心のこもったいい葬儀をしてくれる葬儀社さんもたくさんあります。
必要に応じてそうした専門家の手助けを得ながら、納得のいく新しい時代の葬儀とお墓を提案できたらと念願しています。

 

本書の目次は以下の通りです。

第1章 自前葬 葬儀社を使わない格安葬儀

・本当に葬儀社を使わなくて自前でできるのか
・準備が必要な自前葬、 準備なしでどこまでできる?
・準備するために知っておきたい自前葬の流れ
・自前でやるとしたら何を用意しなければならないか
・葬祭場を使わないなら会場はどこが使えるか
・自前でも恥ずかしくない祭壇・式次第・供養の仕方
・コラム1 【実例は語る】「自前葬」 はどんな人向き?費用は?

第2章 献体葬 遺体の搬送・火葬費用がかからない

・故人の遺志で遺体を医学実習に提供する
・「献体葬」を成り立たせる手続きと現状
・献体申込者と受け入れる先の生前の関係
・献体前に葬儀をするか、 遺体なしの葬儀にするか
・遺体を献体先へ搬送してからのその後
・コラム2 【実例は語る】「献体葬」 はどんな人向き?費用は?

第3章 家族葬 最近増えている最少人数の葬儀

・葬式は本来、 家族のものだった
・故人との穏やかなお別れの時間が過ごせる
・「家族」の範囲をできるだけ絞るのがポイント
・見積もりはこの点に気を付けて見よう
・葬儀の流れは普通の葬儀とほぼ同じだが
・コラム3 【実例は語る】「家族葬」 はどんな人向き?費用は?

第4章 直葬 棺桶と火葬代だけの究極の簡素化

・通夜や告別式をすっ飛ばして火葬場へ
・最低限必要な費用や手続き
・直葬の流れと段取り
・遺体の搬送は自分でやっても違法ではない
・棺桶に入れる副葬品について
・直葬で気を付けたい弔問客や納骨について
・コラム4 【実例は語る】「直葬」 はどんな人向き?費用は?

第5章 自然葬「千の風になって」 の死生観

・散骨・樹木葬など自然に土に還れる儀式
・なぜ「自然葬」が増えて話題になったか
・「自然葬」でもっともポピュラーな「散骨」の3パターン
・最近注目される「樹木葬」はどこで、 いくらでできるか
・「自然葬」を実際に希望するとき、 どんな手続きが必要か
・「自然葬」をした後の法要やお参りはどうなるか
・コラム5 【実例は語る】「自然葬」 はどんな人向き?費用は?

第6章 無墓葬 お墓がなくてもなんとかなる

・お墓があっても身近に置いておきたい「手元供養」
・いつでもだれでも簡単にお参りできる「納骨堂」
・なかなかお参りに行けない人には「永代供養墓」
・もっとも安いお墓の建て方
・お墓の継ぎ方
・お墓の引越し、 墓じまいの仕方
・仏教以外の宗教を持つ人のお墓
・コラム6 【実例は語る】「無墓葬」 はどんな人向き?費用は?

第7章 開運葬 お墓に関わる運勢が気になる人のために

・墓相の基本になるのは「風水」の考え方
・墓地の地相・向き・地面の様子
・墓の周辺、 樹木や囲いの墓相的な配慮とは
・「墓相」のよしあしはありますが、 大切なのは心
・土の選び方で、 お墓の運気が変わります
・お墓を冷たくするのも温かくするのも遺族の心がけ次第
・コラム7 【実例は語る】「開運葬」 はどんな人向き?費用は?

 

葬儀の醍醐 著書daigo1

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